• 2023.03.29

神戸弘陵学園 vs 福井工業大学附属福井

神戸弘陵学園 2-0 福井工業大学附属福井

昨年の決勝カードの再現となったこの試合は2点を守り切った神戸弘陵が勝利。2年連続の東京ドームでの決勝戦へ向け、1番乗りで準決勝進出を決めた。

神戸弘陵・伊藤まこと、工大福井・藤田奈那の新2年生投手の先発で始まったこの試合。両チームともここまで完封で勝ち上がってきた投手力・守備力の高さが光り、3回の攻防を終えて0-0と投手戦となる。試合が動いたのは4回表、神戸弘陵は8番・井上海の四球から二死二塁チャンスを作ると、1番・田垣朔來羽が放った打球はライト前に落ちるテキサスヒットに。この当たりで2塁走者が一気に生還し、1点を先制する。

神戸弘陵はさらに6回にも9番・西田真梨の適時二塁打で1点を追加すると、先発・伊藤はその後も快投を続け、7回を4安打完封勝利。キャッチャーの田垣は2度に渡り走者を刺すなど、攻守双方でチームの勝利に貢献した。敗れた福井工大福井はここまで2試合を完封していたエース・藤田が粘り強いピッチングで今日も完投。代打や代走を多用し攻めるも、神戸弘陵の好守に阻まれ無得点。2年連続で東京ドームの舞台に立つことはできなかった。

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