2024.03.22
至学館vs花咲徳栄
至学館 7-3 花咲徳栄
硬直した試合状況を最初に崩した至学館がそのまま逃げ切り、7-3で勝利した。
2回終了時まで0-0と、両チーム先発が要所要所を締めるピッチングで試合が進む。
▲花咲徳栄先発・中嶋美桜
▲至学館先発・宮田采恵
しかし3回表、至学館が硬直した試合状況を打ち崩した。無死一、三塁から1番・青山のスクイズで先制すると、打席には3番・片紅。打った打球はぐんぐんと伸び、右中間を割った。片は迷いのない走塁を見せ、本塁へスライディング。ランニングホームランとなり、この回に4点の先制に成功する。
▲本塁は狙おうと思っていたと、ヘルメットが脱げながらも全力疾走する3番・片紅葉
対する花咲徳栄も反撃開始。先頭の6番・山田がヒットで出塁しすぐさま盗塁を仕掛ける。無死二塁から後続はアウトになるが相手エラーも絡み1死一、二塁と得点圏にランナーを置く。9番・尾花がタイムリーを放ち反撃ののろしをあげると、2番・吉田はあわやこの試合二度目のランニングホームランかとも思われたセンターの頭を越えるタイムリースリーベースヒットで3点を獲得した。この回3点を獲得し、至学館を射程圏内に。
▲終始雰囲気の良いベンチと迎えられる6番・山田
対する至学館は油断がない。5回までマウンドに上がった先発・宮田も、6回からマウンドに上がった片紅葉も、ランナーを背負いながらも要所を締めるピッチングで0に抑えていく。
5回に1点、最終回にダメ押しの2点を堅実に取り味方も援護。7-3で2回戦に駒を進めた。
#至学館 #花咲徳栄