【決勝】花巻東vs神戸弘陵：試合後インタビュー

神戸弘陵6-0花巻東

神戸弘陵・石原康司監督
「去年の忘れ物（準優勝）を取りに行けましたし、大会通じて無失点、無失策と日頃の練習の成果を出してくれました。投手は島野愛友利、日高結衣（ともにOGで現読売ジャイアンツ女子チーム）の背中を見て育ってくれましたし、守備は和歌山大硬式野球部さんに教えてもらったドリルなど基本の反復が生きました。3冠は大変ですが、しっかり力をつけていきたいです」

神戸弘陵・三村歩生主将
「チーム全員で勝つことができました。昨年決勝で負けたので先輩たちの思いも背負って戦いました。相手も自分たちを倒しに来ると思いますが跳ね返して3冠を獲りたいです」

神戸弘陵・樫谷そら 先発し3回無安打と好投
「今大会はボール先行になることが多かったのですが今日はテンポ良く投げることが出来ました。個別でトレーニングの時間を作って下半身を中心に強化してきたことが生きました。1年生も入ってくるので、負けないように頑張っていきたいです」

神戸弘陵・伊藤まこと 4回から登板し最終7回の2安打のみに抑える
「今までやってきたことを出せました。弘陵らしい守備から流れを作る戦いができたと思います。ヒットは打たれて当然と切り替えて投げました。成長して、今度は夏の甲子園で優勝したいです」

花巻東・三鬼賢常監督
「試合内容はそうはいきませんでしたが心の内容は100点をあげたいです。選手たちに感謝しています。これから創部4年目に入っていきますが、選手たちが良い歴史を作ってくれると思っています」

花巻東・関口瑞生 先発し5回3失点
「（終始涙ながらに）先頭打者に長打を打たれてしまったことが大きく、気後れしてしまいました。それでもみんなが声をかけてくれたので5回まで投げることができました。夏は自分の投球をして今度こそ日本一になりたいです」

花巻東・佐々木秋羽 ３打数無安打、父は佐々木洋男子硬式野球部監督
「（終始涙ながらに）自分たちらしい野球を準決勝までできたので、今度は違う色のメダルを取ろうと思ったのですが、こんなにたくさんの応援の中で勝てずに悔しいです。大谷翔平選手らも立った東京ドームですごく経験になりましたが、自分の実力の無さを痛感しました」