花巻東1-2履正社
■履正社・橘田恵監督
「(試合後には監督の目にも涙)花巻東との対戦は良い思い出がなかったです。だけどそれは選手は知らないので。私だけが忘れられないというか。卒業生もきっと今、喜んでると思います。(準決勝を突破した)夏も春も(準決勝で負けて)何回も3位の表彰をもらったことがあるので。私が結局、準々決勝に勝って、リラックスさせてしまって準決勝に挑んでいたとか、私自身の問題は大いにあるんじゃないかなっていうところはすごくありました。私が緩めてきたから勝てなかったんだっていうことを選手たちに言って、試合中も練習試合のように反省点を言いまくって、冷静さがない選手に伝えました。そういったところで、人生そんなに甘くないし、気を引き締めていかないといけない。私だけですよ、負けてるのを知ってるのって。特にベンチの控えのメンバーが味方となってフォローしてくれたので、本当に感謝ですね。
(先発の原田投手が完投)連投させるのは好きじゃないんですけど、昨日から本人がいきたいと言っていて、そこに目の力強さがすごくあったので、任せたいなと思いました。元々はバッティングがいいので野手としての起用も多かったんですが、勝負強さがあるということでピッチャーをやらせて、今大会でグッと成長しました。キャッチャーの松村(瞳子)も落ち着いていて、頼もしいバッテリーでした。
(決勝タイムリーの田村選手について)第一打席で送りバントを決められなかったり、前の打席で仕掛けようと思っていたのに、早打ちしてしまっていたりと冷静になれてなかったんですけど、初球は打ちにいかずに落ち着いていて良かったです。
(2年連続の東京ドーム)昨年、東京ドームは(試合まで)どうやって過ごすのか分かんなかったので当日に東京に入ってしまいました。その反省を活かして、前乗りして練習して、当日も練習していきたいと思います。やっぱり東京ドームの舞台を『楽しめ』って思ってましたけど、実際全然楽しめなかったです。去年は一瞬で終わってしまったので、そこに対しての気持ちの持ち方とか、最後まで勝ち切らないと楽しくないことを丁寧に伝えたいと思います。しっかり勝ちにこだわります。」

■履正社・原田美月選手(写真左)
「みんなが追いついて追い越してくれて、自分もパワーをもらえたので、本当に良い試合だったと思います。(連投となった)前日4回を投げて、結構体がしんどいかなって思ったんですけど、全然そんなことなくて、これは行けるなと思いました。この緊張した場面で投げられるならもう自分しかないと覚悟を決めたので、前日の夜には監督に『自分が投げます』と伝えました。いつか1点は取られるなと思ったんですけど、初回に取られるとは思っていなかったので焦りはしたんですけど、絶対にみんなが(点数を)返してくれると思ったので、最少失点でいこうと思って投げました。(2回以降は)厳しいところを攻めすぎてカウントを悪くしたら、自分が苦しくなるだけなので、後ろを守っているのは履正社の選手だし、みんな守備が上手いので、信じて投げるだけでした。(勝利の瞬間はガッツポーズ)気持ちが入っていて、まさか三振とは思わなかったんですけど、まず勝ってほっとしたのがそこで出ました。(2年連続での東京ドーム)今年は野手ではなくて、投手でいくと思うんですけど、やること変わらずにしっかり準備して、みんなで今日よりも良い状態で迎えたいなと思います。」
■履正社・田村小春選手(写真右)
「監督からいつも東京ドームはそんなに近くないと言われている中、夢だった東京ドームの舞台に立てることが決まって嬉しいです。(5回に逆転の一打を放った)試合の前半は緊張で焦って、チャンスで回ってきてもみんなに迷惑をかけていたんですけど、あの場面は迷惑をかけた分、自分が決めてやるって気持ちで打席に立ちました。(どんな狙いだったのか)前の打席はチャンスの場面で甘い球を初球で打ってライナーで取られてしまったので、打ちたくてもカウントを考えて良い球を狙おうと思っていました。(塁上ではガッツポーズ)焦っていた分、みんなが自分に声をかけてくれて笑顔にさせてもらったり、力をくれていたので嬉しかったです。(決勝に向けて)去年はベンチで試合には出ていないので自分の力を発揮出来るように頑張ります。」

