2026.03.28

【準決勝】佐久長聖vs神戸弘陵

佐久長聖6-5神戸弘陵

 熱戦の末、佐久長聖が6対5で神戸弘陵を下して初の決勝進出を果たした。

 大会4連覇を目指す神戸弘陵は今大会、1回戦から成美学園(36-0)、京都外大西(7-0)、栗山(6-0)、聖光学院(5-3)を下しての勝ち上がり。対する佐久長聖は、2回戦からの登場で、開志学園(4-2)、神村学園(7-3)、神戸国際大附(4-2)に勝利しての4強入り。昨秋のユース大会では初戦(佐久長聖が1-0でサヨナラ勝ち)に続いての対戦となった。

 佐久長聖・中澤亜子、神戸弘陵・濱嶋葵、両校エースが先発した中、試合は初回から動いた。1回表、神戸弘陵は1番・福田稟のヒットから1死2、3塁のチャンスを作ると、暴投で1点、さらに4番・島本そながセンター前タイムリー。2点を先制する。しかしその裏、佐久長聖が1番・木村仁優の四球、3番・阿部里音のヒットから2死2、3塁となり、同じく暴投で1点を返した後、5番鈴木杏奈がセンター前タイムリー。同じような流れから2対2で初回を終えた。

 その後も両者一歩も譲らない展開となる。神戸弘陵が2回から主将の山戸優菜がマウンドに上がった中、3回表に3番・西垣美来のヒットから死球と犠打で1死2、3塁として、河井絢音のサードゴロの間に1点、さらに7番・田中心鳥がスクイズ成功。しぶとく2点を勝ち越した。

 対する佐久長聖も4回から継投に入ると、4回裏に6番・平塚優梨亜、7番・小池優衣の連打で無死1、2塁とする。そこから2死となってチャンスが潰えたかに思えたところから1番・木村仁優、2番・松下和歌の連続タイムリーで2点を返し、4対4で再び試合を振り出しに戻した。

 迎えた6回、神戸弘陵が1番・福田稟の3塁打の後に2番・石井望愛のタイムリーで1点を勝ち越したが、その裏に佐久長聖が2四死球で1死1、2塁として、2番の松下和歌がフルカウントから「来たって思って(バットを)振りました。(感触は)めっちゃ良かったです」ライトオーバーのタイムリー3塁打。2者が生還して6対5、ついに逆転に成功した。

 そして最終回、佐久長聖は前イニングから4番手としてマウンドに上がっていた浦川円花が力強いボールで三者凡退に仕留めてゲームセット。「お世話になったコーチ2人が、この3月で辞めてしまう。その2人を絶対に東京ドームに連れて行こうってみんなで言い合っていた。それを達成できたので良かった」と佐久長聖・髙原千鶴主将。「楽しんで、自分たちの力を存分に発揮して、優勝したいなと思います」と力強く宣言していた。

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