2025.03.23

秀明八千代 vs 神戸弘陵

秀明八千代 2-7 神戸弘陵

 

集中打で先手を取った神戸弘陵に、秀明八千代が食らいつく展開。チャンスを逃さず追加点を挙げた神戸弘陵が勝利し、準決勝進出を決めた。

 

神戸弘陵の先発は前日に続いてエース阿部さくら。対する秀明八千代も蓑田涼が連投でマウンドに上がる。

阿部は立ち上がり、秀明八千代の打線にヒットを許さず貫禄の投球。蓑田も初回神戸弘陵を無失点に抑える。

2回裏、神戸弘陵は5番山田佳穂の二塁打、続く6番野津桃香のヒットで無死1、2塁とチャンスを作る。送りバントで一死2、3塁とするが、蓑田が後続を断って無失点で切り抜けた。

神戸弘陵の打線が蓑田を捉えたのは3回裏だった。1番矢島莉々果の二塁打から始まって3番山本緑がタイムリー、さらに7番青木こころ、8番出口美有に連続2点タイムリーが出て、この回一気に5点を挙げた。

反撃したい秀明八千代は4回表、先頭の橋本早季が内野安打で出ると、4番春島穂花もヒットで一死1、3塁のチャンスを作り、1点を返した。

さらに秀明八千代は5回にも8番服部真歩、9番小橋ひなたと連続二塁打で1点を追加。神戸弘陵のリードは3点と縮まった。

点差は3点あるが、ムードは互角になった。双方ランナーを出しながら守りで凌ぐ展開。次の1点をどちらが取るかが大きく影響してくる。

6回裏、神戸弘陵の攻撃は9番松元麻桜から。まず松本がエラーで出塁すると、1番矢島がバントヒットでチャンスを広げる。しっかり送ってから3番山本が2点タイムリーを放ち、貴重な追加点を挙げた。

秀明八千代は7回表もランナーを溜めて諦めず食い下がるが、阿部が打ち取り神戸弘陵が7-2で勝利した。

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