
神村学園11-5甲斐清和
■神村学園・橋本徳二監督
「どんな相手か分からないことが多い中、打ち勝つチームだと思っていました。なのでとにかく取れる点数を取ろう、1点でも多く取ればいいと思っていました。ミスが出て失点は多かったですが、5失点は計算通りです。11点はちょっと出来過ぎですね。(森田投手先発起用は)バッティングがいいので恐らく真っすぐに強いんですよ。予想では遅いボールが打てないんじゃないかなと。2巡目までは何とかごまかしましたが、3巡目からは芯を食っていたので『いよいよ捕まるかな』というタイミングで代えました。(白畑投手は)コントロールがよくて投げても投げても大丈夫な子。ただ動揺するので、伝令では伝わらないと思って監督を28~9年やっていますけど、たぶん初めてマウンドに行きました。『俺、初めてやぞ』と言ったらニコッと笑っていました。次も強い相手だと思うので、僕らができることは限られているので、今日は打順の巡りがよかったですし展開もよかったので、そうやって進めていけるように子供たちに説明しながらやれたらいいと思います」
■神村学園・久保栞夏選手(写真右)
「相手も強いと分かっていた状態で、最初はめっちゃ緊張していたのですが勝てて嬉しいです。ずっと練習で全員でバットを振ってきて、今日は振れてるなと思っていました。ボールを見てしまうと追い込まれてしまうので、積極的に行こうと思って初球から行きました。ずっとチームに迷惑をかけてきたので、こういう形でチームのためになれてよかったです。これからどんどん相手が強くなってくると思いますが、チームバッティングとかチームのためにやれることを全力でやろうと思います」
■神村学園・白畑優杏選手(写真中)
「1回戦で思うようなピッチングができず、次にチャンスが来たら思い切って投げようという気持ちだったので、自分の思い切ったプレーができて勝ててよかったです。(6回に受けた監督からの直接の言葉に)嬉しかったですし、ちょっと空気が柔らかくなったので投げやすくなりました。(次に向けて)自分なりの思い切ったピッチングができるように頑張りたいです」
■神村学園・森田真佑那選手(写真左)
「(先発を伝えられて)やるしかないと思いました。久々に立つマウンドだったということもあってすごく緊張していました。でも始まる前にみんなからいろんな声をかけてもらって、笑顔でやり切ろうと思っていたのですがやり切れました。打たせて取ることもできたのでよかったです。これからは思うようなプレーができなくなるかもしれませんが、今まで練習してきたことを、周りのみんなを信じて思い切り自分の良さを出して投げていきたいです」