
熊本国府11-5日本ウェルネス(延長タイブレーク8回)
■熊本国府 河野博行監督
「初戦なので、絶対難しいゲームになると思っていました。気を引き締めて、まずは先制というところでしたが、先制はしたんですけれどもひっくり返されてしまって。でも選手がよく落ち着いてプレーしてくれたんじゃないかと思います。
先発投手は、今日の朝伝えました。竹牟禮はまだまだ未完成なんですが、公式戦を通じて大きくなってくれたらと思って、今日先発にしました。(7回ピンチでもブルペンに投手は不在)ずっと行くと最初から決めていたわけではないです。やはりピッチャーとして大きくなるには、この試合を任せてしっかり責任を果たすというところで。最後、替えようかなと思ったときもあったんですが、投げさせた方が彼女のためになると思って行かせました。
打線に関しては、相手投手が上手くかわしてきたというか。意外にいい配球されていたので、ちょっと打ちあぐねていたところもありましたが、最後は選手が気持ちで打ってくれたような気がします。
タイブレークは作戦なんてありません。僕自身が一番焦ってました。(冷静に、という声が多く聞かれたが)自分自身に言い聞かせてました(笑)
次も今日みたいなタフなゲームに絶対なると思うんで、選手を信じて、私自身は選手が楽しくできるように進めていきたいです」
■熊本国府 竹牟禮琴音投手(8回完投 5失点 写真右)
「今日の朝先発を言われました。まだこの新チームでは勝ったことがないので、自分が勝たせようという気持ちで挑みました。立ち上がりはあまり良くなかったんですけど、みんなが点をたくさんとってくれて、調子悪い中でもちゃんと0で抑えて、ちゃんと勝たせようと頑張りました。
(7回のピンチでもリリーフは準備せず)逆転されちゃいけないという場面だったので、絶対にその点を取らせないという強い気持ちで投げました。タイブレークの8回裏は、6点差があったので、楽にピッチング出来ました。体力的には全然問題ありません。高校ではここまで投げ続けることはなかったですが、中学では投げていました。
野手陣はみんなファインプレーをしてくれて点を取られても大丈夫と声をかけてくれました。明日も改善しながら点を取られないピッチングを頑張ります」
■熊本国府 藤本弓真主将(2安打1打点 写真左)
「この大会に向けては、楽しみな面もありますが、今まで勝っていなかったので、公式戦で絶対勝ちたいね、という思いが強くありました。
自分の意識としては、バッティングでは自分が絶対返すという思いで打席に入りました。みんなの顔とか雰囲気が怪しかったりするときには、自分が率先して声を出してチームを引っ張っていこうという思いでやっていました。
(今日は2安打)前はあまりヒットが出なかったので、意識を変えて挑んだので良かったです。タイブレークに入るときには、絶対に取られない、絶対に勝ってやるという強い気持ちでみんな入っていったので、連打が出て雰囲気もとても良かったです。
今日出た課題もそうですし、良かった点を伸ばしつつ、集中を切らさずやっていきたいと思います
チーム全体としてみんな仲良く、メリハリが結構あるチームだと思うので、そこをうまく試合にも生かしていきたいです」