2025.03.23

福知山成美 vs 佐久長聖 : 試合後インタビュー

福知山成美 29-2 佐久長聖

 

■福知山成美・長野恵利子監督

「今年は『打』のチームですので、やっぱりそれが初回から出たなと思います。次にねらうステップ、準決勝ねらっていくためには何でもかんでもいくんじゃなくて、打てるボールをしっかりとらえていくというのはできていたんじゃないかなと思います。つなぐ意識がベンチからの声掛けでも飛び交っていたので、相手のエラーでもらう点ではなくて、つないで点を取るというところをベンチでそれぞれ意識して声掛けもやっていました。ピッチャー何度も代わっていたのでそこは打席立った子たちがちゃんと共有していて。うちのピッチャー陣としては、2回の2点は無駄だったかなと思いますが、佐久長聖さんのここまで上がってきた力もあると思いますし、ただ、その部分はしっかり本人に伝えました。あとは3,4,5番手は新三年生で、あの子たちは冬一生懸命練習して、ワンポイントでどうかというところで1イニングずつ仕事をしてくれたので、勢いづける面で、コントロールもすごく良くて打たせるピッチングができて、この冬がんばって乗り越えた成果が1イニングですけど出たのかなと思って、あの子たちには100点満点をあげたいです。MVPを選ぶと、南さんですね。昨日もフェン直は打ったのでその感覚は残っていたのかなと。ストレートが100前後で変化球が80台ていうピッチャーなどの対策もしてきたので、その練習で体の対応の仕方をずっと打ち込んできたので、成果が出たかなと思います。今年は雪が多かったのでグラウンドでできなくて、逆にバット振ること多くて良かったかなと思います。この冬でそれぞれの選手に合ったアプローチをして、あとは力をつけるという練習を重ねました。体幹がないと振れないので、体幹しっかりと鍛えて下半身で打つということをとにかく鬼のようにやってきました。(次戦の)履正社さんは地元関西同士でやりにくい相手ではあるんですけど、明日しっかり身体休めて、皆の気持ちは崩さず、しっかりと挑んでいきたいと思います。打線では橘田監督の作戦何回もやっているので、慌てずきっちり守って、うちは逆に打ち切っていきたいです。」

 

■福知山成美・南侑依奈(写真左)

「思っていたより皆で打線つないで、打ち勝つことができて良かったなと思います。ねらっていた変化球のインのボールがきたので、振りぬきました。調子は上がってきました。フライが上がる癖があるので、ライナー意識で間抜く打球をと思っています。打席の中ではしっかり振ることを意識していて、ロングティーなどの練習で体をしっかり使って飛ばせるように練習していました。皆気を緩めずに最後まで集中できていたことが、要因かなと思います。相手も強いと思うので、打ち勝って守って、しっかり東京ドーム行きます。打線を引っ張っていけるように頑張ります。」

■福知山成美・青山和暖主将(写真右)

「2点取られていた回はピッチャーが2ストライクから打たれてしまったんですけど、厳しく言えばその点はいらなかったかなと思っています。ただ、ピッチャーがしっかりつないでくれたので、あまり投げないピッチャーだったので、野手もしっかり守っていこうって声をかけながら守っていました。冬トレもしっかり、ティー一日7箱とか振って努力してきました。練習時間は短く濃くみたいな感じだと思います。チームで週多くて三回とかウェイトに通っていて、筋力は冬で皆ついたと思います。履正社さんはさっきクラークさんにも打っていたと思うんですけど、自分たちが打ち勝って、ユースは準決勝で負けてしまったんですけど、春大会は絶対ドーム行きます。チームの先頭に立って、どんな苦しい場面でも良い場面でも引っ張っていけるようなキャプテンでありたいと思います。」

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