
クラーク記念国際 0-9 履正社(5回得点差コールド)
■履正社・橘田恵監督
「正直私たちは去年に比べて打力がなくて、昨日の試合もそうですけど、やっぱりなかなか打って勝つって感じでもなかったので、そういう部分では今日は必死に投げて、打たれて、一生懸命守ろうって。それでワンチャンスあればいいなって言っていたので、必死に耐えようって言っていた結果、本当に良いところにライナーがいっぱいいったので良かったです。正直ここまで先発に松村を引っ張れたというのは、周りの投手陣の力もありますし、彼女でだめだったら仕方がないかなって心づもりは皆できていたと思います。そういう部分では彼女(松村瞳子投手)をここまで投げさせないでこられたというのは、全員の力が合わさって成しえたことかなと思います。打力はちょっと貧相ですけど、福井(桃亜選手)の当たりもそうですが、気持ちでつないだっていうのと、あとは打者陣がボールを打ちあぐねることなく見られたかなと。ストライクゾーンの見極めしっかりできていました。(相手投手の)菊田さんは力あるので、そこに対してどうかなというのはありましたけど、立ち上がりを良い形で攻められたのは良いプレッシャーをかけられたのかなと思います。彼女ら(履正社)の今日の集中力に感謝ですね。細かいこと言うと緊張しちゃうので、正直力がない代で、去年の経験をした子たちは二人しかいなくて、しんどい戦いになるだろうなという部分は想定していたので、そういった部分では、駒を進めるごとに日替わりのヒロインが生まれて、叱咤激励しながら行きたいと思います。松村ストレートで押せるとは思っていなかったですし、よう頑張ったなと思います。」
■履正社・松村瞳子投手(写真右)
「しっかり皆でつないで、たくさん点取って、0点で抑えることができて良かったです。(自分の)良いバッターがそろっているので怖かったんですけど、試合前に皆で守るという風に言ってくれたので、『打たせて取るピッチングをしよう』と思って投げました。最近調子悪かったんですけど、この試合で良かったピッチングが取り戻せてきたかなと思います。120キロって出て、モニターで見た時、めっちゃ嬉しかったです。自己最速です。(次戦に向けて)自分にできることをしっかりやって、次も絶対勝って決勝行きたいと思います。」
■履正社・福井桃亜選手(写真左)
「強い相手だったんですけど、自分たちにできることを全力でやった結果勝てたと思うので良かったです。(松村は)普段から頼もしいピッチャーなので、心配はしていなかったんですけど、完璧なピッチングしてくれて後ろ守っていてすごい心強かったです。自分の後ろには頼もしいバッターがたくさんいるので、とにかく後ろにつないだら後ろのバッターがなんとかしてくれるだろうって、ちゃんとつないでビッグイニングをちゃんと作れたので、自分の仕事できたかなと思います。チャンスはいつも積極的に振ろうって決めていて、監督にもノーサインで任せていただいたので、そこは良いところ来たら振ろうって決めていた結果でした。(次戦に向けて)一番としてしっかり後ろにつないで、チャンスメークして、一点でも多く取れるように頑張ります。」