
岩瀬・つくば12-15弘前学院聖愛
■弘前学院聖愛 山内開登監督
「自分たちは青森から来てるので、出発するときも膝上まで雪がある中で出発してきて、守備面というところでは実戦系ができなかったので、守備はもういいと。ミスしてもいいからその分打つ方向で。打力の方で巻き返していこうということで、ひと冬やってきました。ひと冬振り込んできた成果が出たと思います。
先発投手については、チーム状況もあって昨日決めました。先発の小笠原は野手もやって二刀流を目指している選手。変化球も多彩だし、上から投げたり横から投げたり、アンダースローで投げたりと、フォームでも緩急つけられる投手です。いろんな意味でタイミングを外して討ち取っていく。今日の出来に関しては、この先につながる試合でもあったなと。2回戦、3回戦と成長してくれると思います。
継投は何パターンか考えていましたが、予定通りです。最上はちょっとコンディションが上手くいっていない選手で、本当は一人で全部投げるということで頑張ってきたんですが、なかなかうまくいかなかった。今日これだけやってくれたので、また頑張ってくれると思います。
明日一日空きがあって練習できるので、やはり守備面をしっかり確認したいです。連係的なところであったり、単純に打球を多くさばくということを、地元であまり出来なかったので、こちらにでたくさんさばきたいと思います。
去年もつくばさんとやらせていただいたんですが、1年ぶりに会えて試合ができて、すごく力をつけていると驚きました。お互い成長したなと思います」
■弘前学院聖愛 最上紗羽選手(6番一塁:1安打1打点 投手:4回1失点 写真左)
「(今日は二番手)自分が先発で全部投げ終わりたいという気持ちはありましたが、チームの勝利を優先したらこういうやり方もあるのかなと、そこは受け入れています。
自分はあまりバッティング練習はしていなくてピッチング中心でやっていたんですが、1本いいのが出たので少し安心しました。
自分たちは繋いで繋いで取るという感じの打線で、まず一番の(奥寺)星那が出て足でかき回して、3、4番で返すという感じで、とても強力打線だと思ってます。
自分たちは人数が少なくてみんな不安なことも多いと思うんですけど、個人個人の能力は高いと思います。次は相手もとても強いですが、そこを乗り越えて一戦一戦勝ち進んでいきたいと思います」
■弘前学院聖愛 奥寺星那選手(3打数2安打3打点 3盗塁 写真右)
「(冬の間は)雪上で監督にノックを打ってもらったり、雪の中を走りながらフライを捕ったり、土のあるハウスでノックを打ってもらったりして調整していました。土がないので、守備は基本くらいしか出来なかったので、バッティングをたくさんこなしていました。バッティングは負けません。
1番なので、先頭で出るということを意識して、あとは低い軌道で打つように意識していました。
次回に向けては、今日はたくさん打たれたりミスが繋がって雰囲気が暗くなっていたので、もっと雰囲気を明るくして、ミスも1回で切れるようにしたいと思います」