2025.03.18

岩瀬・つくばvs弘前学院聖愛

岩瀬・つくば12-15弘前学院聖愛

 

ともに二桁得点を記録した2チームのシーソーゲームは、攻め続けた弘前学院聖愛が12-15で勝利した。

茨城代表の岩瀬・つくば国際連合チームは2校の合同チームでの出場。2種類のユニフォームが目に鮮やかだ。

弘前学院聖愛の先発は小笠原夏月。初回岩瀬・つくばの攻撃は先頭の比氣茜音がヒットで出ると、2番東ヶ崎小夏が四球を選び、3番飯島姫羅がバントヒット。無死満塁と絶好のチャンスを作った。4番原部紗花が押し出し四球を選び、岩瀬・つくばが1点を先制した。

なおもチャンスが続くが、小笠原は後続を打ち取り、最小失点に留めた。

岩瀬・つくばの先発は比氣茜音。弘前学院聖愛は、1番奥寺星那が四球を選び、盗塁を決める。バントとフィルダースチョイスで1点を返し同点とすると、エラーも絡んで勝ち越しに成功。さらに7番須藤來愛、1番奥寺、3番工藤涼華にタイムリーが出るなど、打者12人で8点を挙げる。

1回二死で岩瀬・つくばは投手を交代。東ヶ崎が替わってマウンドに上がった。東ヶ崎が火消しの役を果たし、1回を終わって1-8と弘前学院聖愛が7点のリードとなった。

 

2回の表、岩瀬・つくばは8番高田成美がレフトに二塁打。一死3塁からゴロの間に高田が生還し、1点を返した。

2回の裏、弘前学院聖愛は8番須藤愛來のタイムリー二塁打などで2点を追加。2-10と弘前学院聖愛のリードは8点に広がった。

点差は開いたが試合はまだまだ序盤。3回表に岩瀬・つくばが猛攻を見せる。

一死から四球と5番キーナン樹乃のヒットで1、2塁。二ゴロで進塁すると、エラーで生還し、まず1点。二死となるも、ここから8番高田、1番比氣、2番東ヶ崎、3番飯島と連続タイムリー。押し出しでなおも二死満塁から、再び打席に入ったキーナンが走者一掃となるタイムリーを放って、11-10と一気に逆転した。

大量点差をひっくり返した岩瀬・つくばだが、点の取り合いはまだ終わらない。4回裏に弘前学院聖愛は、1番奥寺のタイムリーなどで2点を入れ、11-12と三たび逆転に成功した。

 

5回の表には岩瀬・つくばがヒットで出たランナーがエラーで生還し、12-12の同点。

しかし、すかさず5回の裏には弘前学院聖愛が7番須藤のタイムリーなどで3点を挙げ、12-15とリードした。

先の読めないシーソーゲームの熱戦だったが、4回以降は弘前学院聖愛の二番手最上紗羽が1点に抑え、7回表もランナーを出しながら無失点で乗り切った。乱打戦を制したのは弘前学院聖愛だった。

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