2025.03.17

松本国際 vs 埼玉栄

松本国際 7-4 埼玉栄

 

一気に風が強くなった行田市総合公園野球場の第2試合。強風は試合に影響を及ぼすレベルに達し、両校共にフライの落球などの失策が増え始める。

試合は序盤から松本国際が優位に試合を進める。この日の投打の主役は藤森琴羽であった。

 

松本国際は初回、先頭・牧野喜恵のヒットを足がかりとし1死三塁から敵失で1点を先制すると、さらに2死二、三塁から井原乙桃がセンター前2点タイムリーを放ち3点を先制する。

対する埼玉栄も2回表、2死二塁から淵ノ上綾那の打球が敵失を誘い1点を返すも、松本国際は2回裏にも2死二塁から牧野がライト前タイムリーを放ちまず1点。さらに2死二、三塁から藤森がレフト越えの2点タイムリー三塁打を放ち6対1とする。

埼玉栄も執拗に食い下がる。

まずは2回途中から登板した埼玉栄の3番手・秋山美桜が松本国際打線の勢いを止める。

3回表には無死一、二塁から北原芽生がレフト前タイムリーを放つと、さらに1死二、三塁から内野ゴロの間に1点を返し6対3とする。4回表にも2死三塁から岡田若菜がタイムリーを放ち2点差とするなどジワジワと追い上げる。

その流れを断ち切ったのが藤森であった。

5回裏、一死から左中間へ三塁打を放つとさらに送球が乱れる間に一気に本塁へ生還し7対4とする。

埼玉栄も最終回二死満塁のチャンスを作るが後続が倒れ万事休す。

投げては松本国際・藤森が最後まで投げ切り完投勝利を飾る。

松本国際が粘る埼玉栄を振り切り初戦を突破した。

 

#松本国際 #埼玉栄

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