
神村学園10-3室戸(6回コールド)
橋本徳二監督が「初戦は硬くなることを分かってはいましたが・・・」と渋い表情で振り返ったように、神村学園が理想通りの展開でこそなかったものの最終的には大勝を収めた。
初回に先発の白畑優杏がテンポよく三者凡退に抑えると、その裏に2死から打線が繋がる。山田奈々美、今園栞那の連打でチャンスを作ると、宮良花凜のタイムリーで先制。さらに内山愛琉が死球で繋ぐと、戸山裕愛もタイムリーを放って、初回から3点を奪った。
だが3回はミスもあり2点を返される。その裏に相手失策、田村萌桃の三塁打、藤井月海のスクイズで4点を奪って引き離すが、4回は無得点、5回は連打で1点を返されるなど、主導権を握りきれない展開が続いた。
それでも6回、久保栞夏と山田の連打、今園の四球で満塁のチャンスを作ると、宮良が押し出しを選び、最後は内山がセンター前安打を放ち、さらに相手の失策もあって、7点差がつき試合終了。課題を残しながらも神村学園が2回戦に駒を進めた。