COLUMN
大会コラム

2024.03.24

駒澤大学附属苫小牧vs叡明:試合後インタビュー

駒澤大学附属苫小牧8x-1叡明(6回コールド)

■駒大苫小牧・佐藤千尋監督
「選手たちが自分の役割を果たしてくれた結果かなと思います。うちのチームは春の大会が4回目の出場なんですけど、春は2回戦を突破したことがなかったので。まず1つ歴史を変えたいねっていうのは子供たちからもありましたし、私もそういう思いだったのですごく気持ちの入ったいい試合ができたんじゃないかなと思います。(植田投手は)ずっと悩みながらいろんなことを試行錯誤してきた子だったので、この冬、一生懸命やってきたことが通用すればいいなっていう気持ちで、どこまで行けるかなっていうところで送り込みました。初回はちょっとどうなることかなと思ったんですけど、そこから野手が先制してくれたので、そこから本来の打たせて取るピッチングをしてくれて、野手もしっかり守ってくれました。(打順の変更について)どこの打順でも結構仕事をしてくれる子たちが多くて毎回迷うんですけど、私の中でも固定するかしないかも含めて定まりきってない部分もあるしいろいろ考えています。みんなにチャンスはあるので、与えられたところで、サイトほしいなっていうところ。繋がりを考えて今日はちょっと初戦と打順を入れ替えました。本当にやってくれる選手たちなので、頼もしいなと思っています」

■駒大苫小牧・植田紗佑希投手(写真左)
「2回戦の壁というのを結構ずっと言われ続けていましたし、叡明さんが一期生が初めて勝った相手っていうのもあって、絶対に乗り越えようねっていう話をしてみんなで強気で挑みました。(勝てて)すごく嬉しいし、1期生とか2期生の先輩に『勝ったよ』というのを伝えたいです。野手が結構守ってくれるので、打たれてもみんなに任せる、みんなを信じて強気なピッチングをしたいと思っていました。(初回について)緊張はすごくしてたんですけど、ランナーを出しても野手が守ってくれるので、そんなに(気持ちが)落ちたりはしませんでした。(よかったところは)フォアボールとか結構出しちゃったりしたんですけど、 打者一人、一人でリセットすることを意識して、そんなに左右されないようにっていうの考えてました。(次戦に向けて)日本一という目標の中で、次の試合が結構大きな試合になると思うので、今日と変わらず強気で、みんなで全員野球で勝ちたいと思います」

■駒大苫小牧・成田和央選手(写真右)
「女子野球部が作られてから、まだ春の大会で2回戦突破したことがなくて。それでチーム全員で絶対に2回戦突破して、歴史を塗り替えようと思っていました。(先制打について)自分の持ち味が思い切りのいいスイングだから、犠牲フライでもいいやぐらいの気持ちで、思い切りスイングしました。チーム全体のことになるんですけど、ホテルからの移動中から、全員で士気を上げるというか、すごいいい雰囲気で入れたから、そのままの流れで自分が打ってやろうって思っています。(次戦に向けて)自分だけが打つっていう考えじゃなくて、つなげるバッティングっていうので、どんどんチームで打線をつなげていけたらいいと思います。2回戦で歴史を塗り替えたのもあるけど、ここで終わらないで日本一になって、もっといい順位で終わりたいなと思います」