COLUMN
大会コラム

2024.03.23

盛岡誠桜vs駒沢学園女子

駒沢学園女子8-0盛岡誠桜(5回コールド)

9安打と打線がつながり、無失策と守備でも見せた駒沢学園女子が盛岡誠桜に5回コールド勝ちを収めた。
初回、四球で出塁した藤代心愛が二盗を決めチャンスを広げると、金子楓のタイムリーで先制する。さらにこの後、敵失で2点を追加。
その裏、2死満塁のピンチで内野ゴロに打ち取るが、一塁手が打球を弾いてしまう。しかし二塁手がカバーし、ベースカバーに入った投手に送球してアウト。好守で失点は許さなかった。
すると2回には2死無走者から宮田菜香がヒット、二盗を決めると藤代、金子の連続タイムリーで5対0とリードを広げる。だが金子が帰塁した際に負傷し、途中交代となってしまう。


そんなアクシデントがあったものの、駒沢学園女子は沈まなかった。4回、1死二、三塁のチャンスに法村優花がライトへランニングホームランを打って8対0と盛岡誠桜を大きく突き放す。


先発した宮田杏璃は毎回ランナーを背負ったが、要所をきっちり締めて5回5安打無失点の好投。駒沢学園女子が5回コールド勝ちでベスト16に駒を進めた。

 

対する盛岡誠桜は3点を追う初回、石澤凛と岡堀素葉の連打と四球で1死満塁とするが、後続が倒れて無得点。その後も毎回走者を出し、5回は2死一、二塁からダブルスチールを成功させるなど意地を見せたが、敗れてしまった。