COLUMN
大会コラム

2024.03.25

広陵vs秀岳館

広陵4-5秀岳館

準々決勝進出に向け意地と意地がぶつかり合う白熱した一戦は、終盤に逆転した秀岳館が5対4で広陵に勝利した。

まず主導権を握ったのは秀岳館だった。初回、森光憂徠が二塁打を放ち、続く宮原美月が送りバントを成功させ1死三塁と好機を作ると、大久保日向が犠牲フライを放ち先制に成功。

反撃したい広陵は2回、中島春花の安打と相手の失策が絡み1死二塁とすると、亀崎ゆいがタイムリー二塁打を放ち同点に追いつく。さらに3回、四球を3つ選び2死満塁で中島のこの日2本目の安打が2点勝ち越しタイムリーとなり3-1。

流れを止めたい秀岳館は4回、三浦暖と北里果音の連打で好機を作ると、松永みゆきが犠牲フライを放ち1点を返す。続く5回には、この回先頭の森光が三塁打を放ち大久保のゴロの間に生還して同点に。

すると今度は6回、広陵は中島が安打で出塁するとすぐさま盗塁し二塁へ。続く亀崎が送りバントを決め1死三塁とし内田倖愛がタイムリ―二塁打を放って逆転に成功。

1点ビハインドで迎えた最終回、秀岳館は2死ながら一、二塁とすると主将の北里が「絶対打ってやる」と意気込み放った打球は逆転となる2点タイムリー二塁打に。

5-4と逆転し迎える7回裏、秀岳館の竹下瑞紗が雨天でマウンドがぬかるむ難しい状況の中でも粘り強く投げ、最後はライナーを自分で処理して試合終了。