2024.03.22
島根中央vs駒沢学園女子
島根中央5-10駒沢学園女子
試合開始前の気温は2度。平年は桜が咲き誇るきずなスタジアムだが、グラウンドが凍結。その影響により30分遅れの8時30分に試合が始まった。
要所で効果的にスクイズを成功させ得点に結びつけた駒沢学園女子が5対10で島根中央に勝利した。
序盤主導権を握ったのは、駒沢学園女子だった。
初回、島根中央先発・西川ももなの立ち上がりを攻め、1死一、三塁から法村優花のタイムリーで先制に成功すると、続く加藤ひなたが安打で繋ぎ乾美琴のスクイズと河野希音のタイムリーでさらに3点を追加。2回も、宮田菜花の三塁打から続く藤代心愛があざやかにスクイズを決め、5-0と大量リードを奪う。
なんとか反撃したい島根中央は4回、中嶋春菜の三塁打で好機を作ると金本望未がタイムリーを放ち1点を返す。その裏、西川が走者を出しながらも相手打線を0点に抑え流れを作ると5回、3連続四球を見極め無死満塁とし、石原絢のゴロの間に三塁走者が生還。さらに4回に続いて中嶋と金本にタイムリーが飛び出し一気に同点に追いつく。
3回以降0点に抑えられていた駒沢学園女子は6回、無死一、三塁の場面で芦田大介監督が動く。
「犠打がチーム内で1番上手い」と芦田監督が太鼓判を押す梶原千愛が代打で打席へ。2球目を投手の前に転がし勝ち越しに成功。その後も、法村と遠藤あすかのタイムリーなどで、この回一挙5得点。10-5と突き放した。
最後は、ここまで打者としても2つのタイムリーを放ち活躍した法村が島根中央打線を3者凡退に抑え試合終了。