2024.03.24
弘前学院聖愛vs神戸弘陵学園
弘前学院聖愛0-7神戸弘陵学園
投打のかみ合った神戸弘陵学園が7対0で弘前学院聖愛に5回コールド勝ちを収め、前回大会王者の貫禄を魅せた。
神戸弘陵学園は2回、ランナーを2人置いて津田美波がタイムリーを放ち2点を先制。続く田垣朔來羽もタイムリー二塁打を放ち3-0とする。さらに、4回には小池美結の安打と津田の四球で2死ながら二、三塁と好機を作ると、先ほどの打席でもタイムリーを記録している田垣が「絶対繋ぐ」と意気込み放った打球は、ライトの頭上を越えるランニング本塁打となり3点を追加、6-0と突き放す。
投げては、先発の伊藤まことが「いつもの押していく投球ではなく、変化球で緩急をつけながらの投球にも挑戦してみました」と115キロを超える直球と多彩な変化球を操り、相手打者を翻弄。4回を無安打無失点に抑えた。さらに2番手でマウンドに上がった坂井歩夢も115キロを超える直球を武器に相手打者をねじ伏せ1回を無安打無失点に抑える投球を見せた。
最後は、1死三塁から稲見遥花が放った打球が相手の失策を誘い7-0。連盟既定のもと5回7点差コールドで試合終了となった。
弘前学院聖愛は要所で堅い守りを見せたが、神戸弘陵学園・伊藤と坂井の前に安打を放つことができず、ホームベースを踏むことができなかった。