COLUMN
大会コラム

2024.03.21

京都明徳vs新田

京都明徳8-16新田

ヘルメットまでも飛ばされる強風が吹き荒れる中行われた試合は、両チーム合わせて27安打24得点の乱打戦となり、新田が16対8で京都明徳に6回コールド勝ちを収めた。

 

新田は初回、1死満塁から渡邊玲夢がセンターにタイムリーを放ち、先制に成功。

するとその裏、京都明徳は1死三塁から鈴木雪奏がタイムリーを放ちすぐさま同点に追いつく。

今度は2回表、渡部初音、田中まお、中田美夢にタイムリーが生まれ新田が5点を追加し突き放す。さらに、3回表にも宇都宮心のタイムリー三塁打、石村伊桜里と工藤海咲のタイムリーなどで一挙5得点。

勝負は決まったかに思えた。だが、京都明徳は諦めない。

4-11で迎えた4回裏、1死一、三塁と好機の場面で、チャンスでまだ当たりのない4番湯山禾子はセーフティバントを試み見事成功、1点を返す。続く佐原あす育はスクイズを決め、さらに近藤莉奈にはタイムリーが生まれ7-11とする。

しかし、新田は迫りくる京都明徳に焦ることなく、5回に1点、6回には田中のランニング本塁打を含む4点を獲得。

京都明徳は7-16で迎えた6回裏、ランナーを三塁において湯山禾子がタイムリー三塁打を放ち意地を見せるも、及ばなかった。