COLUMN
大会コラム

2024.03.21

連合丹波vs開志学園

連合丹波5-12開志学園(5回コールド)

「女子野球ならではの明るく笑顔の絶えないプレーをするとともに全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います」と、連合丹波・荒木瑠姫亜主将と開志学園・井上悠花主将による選手宣誓で幕を開けた第25回記念全国高等学校女子硬式野球選抜大会。

強風が吹き荒れ、砂が巻き上がるなど普段とは違った環境の中でも、効果的に得点を重ねた開志学園が12対5で連合丹波に勝利した。

開志学園は初回、3番鈴木桃花が三塁打を放つと、続く並木あずさが三遊間を破る先制タイムリーを放ち幸先よく先制。すると2回、濱本沙娃羅、本田莉乃、鈴木桃花に安打、井上悠花に二塁打が飛び出し、さらに相手チームの失策も絡んでこの回一挙6得点。

反撃に出たい連合丹波は3回、1死一塁から1番吉本明紗が二塁打、続く松永桃子が安打を放ち1死満塁と好機を広げると、3番南部紗弥加がタイムリーを放ち2点を獲得。さらに、相手の失策が絡み2点を追加。続く4回にも1点を追加し5-7と点差を縮める。

流れを止めたい開志学園は4回裏、本田、井上の単打と並木のタイムリーで3点を獲得、10-5とリードを広げる。

5回表を開志学園3番手でマウンドに上がった関本陽菜が0点に抑えると、その裏鳥海渚の四球と菅原紗翔の安打、さらに重盗で無死二、三塁と好機を作り、最後は安藤帆南がライト線に落ちるタイムリーを放ち12-5。

連盟既定のもと5回7点差コールドで試合終了となった。