COLUMN
大会コラム

2024.03.21

啓明学館vs北海道栗山

啓明学館 6-15 北海道栗山

で試合終了。一時は5点差がついた試合だったが、そこから一挙8得点など、緊迫した試合展開を制したのは北海道栗山だった。

 

1回表、啓明学館は先頭の須崎が四球を選び無死一塁をつくると、すぐさま盗塁に成功する。そのまま足のある須崎は三盗も決めてみせた。勢いとどまらず、キャッチャーのパスボールを見逃さず本塁に突入。「足を絡めて得点できた。」と監督が言うように、先制点は須崎の足でもぎとった。この選抜という大舞台で先頭打者として大きな仕事をした。そんな先頭打者が流れを作ると、啓明学館は初回3点獲得。続く2回表も2点を追加し、5-0。

▲初回から猛攻をかけた啓明学館

 

対する北海道栗山は5点ビハインドで迎えた2回裏。先頭が四球で出塁すると相手のエラーも絡みながら5人連続ヒット。その後も相手の守備のもつれを見逃さず2点を追加し、この回一挙8得点で逆転に成功する。

 

3回表。大量リードから一転、3点を追いかける展開となった啓明学館は、8番江原のレフト方向へのタイムリーツーベースヒットで一点をもぎとった。このまま逆転なるかというところだったが、一歩及ばず。そしてこの3回からマウンドに上がった北海道栗山・三浦は5回まで1失点にまとめあげ、監督からMVPに選出された。

 

▲強気のピッチングでチームを牽引。打撃では強い打球で相手エラーを誘った三浦万侑

 

その後も北海道栗山は相手の隙を見逃さず7点を追加し、6-15でゲームセット。2年生中心の若いチームである北海道栗山が大金星を上げた。

▲監督から教えられていたライト方向への当たりを初戦で出した堀心乙

 

#啓明学館 #北海道栗山