• 2023.03.28

横浜隼人 vs 高知中央

横浜隼人 6-5 高知中央

横浜隼人が後半の集中打で4点ビハインドを逆転勝利。昨夏の選手権大会制覇時と同様の終盤の勝負強さを見せた。

先に試合の主導権を握ったのは高知中央。1回裏に先頭の1番・小西天音が安打で出塁し、送りバントで得点圏に走者を進めると、5番・細川美彩輝にセンター前のタイムリーが飛び出し1点を先制。さらにその後、横浜隼人の先発・近藤由唯の制球が乱れ、押し出しの四球で3点を追加。高知中央は初回から打者10人の攻撃で4点のリードを奪う。横浜隼人は1回途中で2番手の倉田萌々花が登板。後続を打ち取り、ピンチを切り抜ける。

追う展開の横浜隼人が反撃の狼煙を上げたのは3回表。昨夏の甲子園での試合も経験している1番の加藤絢子が安打で出塁するとすかさず盗塁を決めチャンスを演出。「足を使ってかき乱して、後ろに繋げていきたい」と話した加藤が作ったチャンスに応えたのは3番の安立。レフトへの適時二塁打で1点を返す。横浜隼人は4回にも1点を返すと、続く5回には再び1番・加藤の安打と盗塁を起点に、足を絡めた攻撃で一挙3得点。4点ビハインドからの逆転に成功する。援護をもらった2番手の倉田萌々花はその後も打たせてとるピッチングを続け、2回から6回までを無失点に抑える。

逆転を許した高知中央は6回には一死満塁のチャンスを作り、7回裏には二死から1点を返し一打サヨナラの状況を作るなど、最終盤まで粘りの攻撃を続けるもあと一歩及ばず。無念の3回戦敗退となった。

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