福井工業大学附属福井 vs 作新学院
福井工業大学附属福井 3-0 作新学院
昨年覇者の福井工大福井が作新学院を破り3回戦突破。2年連続の優勝へ向け、準々決勝へと駒を進めた。
福井工大福井は1回表、一死一塁から3番・古市莉子が二塁打を放つと、一塁走者の鈴木樹里が快速を飛ばし一気に生還。作新の先発・西尾碧空の立ち上がりを捉え、試合開始直後に1点を先制する。福井工大福井は3回にも2番・鈴木の安打を起点にチャンスを拡げ、代打・西村幸呼にもタイムリーが飛び出し、この回2点を追加。試合序盤で3点のリードを奪う。
リードをもらった先発・藤田奈那は「3点取ってもらえたので余裕を持って投げれた」との言葉通り、2回戦で16得点を記録した作新の強力打線相手に淡々と好投を続け、7回を1安打完封勝利。明日の準々決勝は昨春の決勝戦と同カードとなる神戸弘陵戦を迎える。作新学院は2投手の継投で4回以降は併殺も含め4回を打者12人で守るテンポの良い守備で流れを作るも1点を返すことができなかった。